フィリピン現地でのお金はどうすればいいの?
お客様からの質問で多いのは、現地フィリピンにて使用するお金についてです。
フィリピンではまだクレジットカードは日本ほど普及しておらず、現金が必要になる場面が多くあります。以下にフィリピンで現金を入手する主な方法をまとめました。
1.日本円を直接持ち込んでフィリピンで両替
1~4週間の留学でそんなに多くのお金を持ち込まない方はこれが一番簡単な方法です。
日本の空港内よりもフィリピン国内の空港や両替所の方がレートが良いです。ただし、どうしても心配で事前に現地通貨(ペソ)を持っておきたいという方は最低限(到着したその日に使うであろう金額)だけ両替してもっておくと良いでしょう。
基本どの学校も初日のオリエンテーション時に両替所の案内があるのでご安心ください。
2.国際キャッシュカードを利用して現地通貨を引き出す
国際キャッシュカードとは、日本国内の銀行の普通口座にあらかじめ日本円で預金しておけば、フィリピン国内ATMで現地通貨を引き出せるカードのことです。
この場合、日本円が各銀行規定のレートによってペソに換金されて引き出されます(金融機関によっては出金手数料がかかる場合があります)。

代表的なものには新生銀行やシティバンクなどの国際キャッシュサービスが挙げられます。
特に新生銀行は口座の開設が簡単なので以下に紹介しておきます。
新生銀行
http://www.shinseibank.com/atm/atm_kaigai.html
•カード発行手数料無料(国内の銀行キャッシュカードと兼用)
•年会費無料
•「VISA」または「PLUS」マークの表示があるフィリピン国内ATMで現地通貨を引き出すことができます。
3.クレジットカードのキャッシングを利用する
クレジットカードの海外キャッシングに特別な手続きは必要ありません。フィリピンでもメジャーな国際ブランド(VISAやMasterCard)のキャッシング枠を日本円で設定しておけば、そのままフィリピンのATMで引き出すことができます。レートも基本的に銀行国際キャッシュカードよりも良いです。ただしキャッシングなので規定の金利がかかります。各クレジットカードの金利をあらかじめご確認ください。詳しい内容に関しては、お持ちの各カード会社に問い合わせて頂く様にお願いします。
4.国際キャッシュパスポート
使い方は国際キャッシュカードと似ていますが、こちらは銀行口座を開設する必要はありません。プリペイドカードのように、国際キャッシュパスポートにあらかじめチャージ(入金)しておけばフィリピンのATMで引き出すことができます(手数料がかかります)。また、加盟店ではクレジットカードの利用と同じように決済することができます。最大のメリットは盗難・紛失時に被害をチャージ分だけに食い止められる点です。
ただし維持費がかかります。過去12ヵ月にカードの取引がなかった場合に、13ヵ月目からカードから引落しされます。一度使用した後長期間利用した場合は解約したほうが良いでしょう。(解約手数料あり)
注意!
国際キャッシュカードやクレジットカード、国際キャッシュパスポートのキャッシングでフィリピンのATMを利用する際、強盗に遭わ ないためにも以下のことに注意が必要です。
●夜間は利用しない
●周囲に怪しい人がいないか確認する
●人通りの少ない場所での利用を避ける
またフィリピンのATMは故障等で使えないこともしばしばあるので、余裕をもって現金を用意しておくことが大切です。





