セブ留学のメリットとデメリットは?
こんにちは。フィリピン留学エージェント、フィルイングリッシュです。
弊社はフィリピン留学を斡旋してから6年になります。最初の頃は留学エージェントが10社くらいで、日本でフィリピン英語留学が広く知られるようになったのはそんなに長くありません。
安価な費用とマンツーマン授業の効率、留学生活の3要素である授業+宿所+食事が一体化されたシステムのお陰でフィリピン留学はますます人気を集めると思います。
今日は、フィリピン留学先の中で最も人気のあるセブ地域についてご紹介します。
漠然とセブ島がいいなぁと思うより自分の留学理由や目的に合ってるか綿密に検討することをお勧めします。
セブ留学の一番のメリットは、優れた都市インフラと綺麗な学校施設です。
セブ(Cebu)は、フィリピン第2の都市で、世界的なリゾート地としてフィリピン政府の多額な投資と全面的なサポートを受けています。過去には偶に留学生の強盗被害も発生しましたが、最近2年間は留学生を対象にした事件事故は起こらず、治安はかなり良くなったと思います。
都市インフラ面でもセブ市内のあちこちに高層ビルが建設され、様々な施設が増えています。セブ島には世界から来た旅行者と留学生で溢れています。過去にはオーストラリア、イギリスに留学していた東ヨーロッパ、ロシア、タイなど留学生の国籍も様々です。
施設面を見てみましょう。
学校の施設は校舎、寮、付帯設備(プール、スポーツ施設、休憩スペースなど)で構成されます。この間までは学校の施設は良くても授業のクオリティーが落ちるという話もありましたが、最近では学生の高い目線に合わせてカリキュラムなどアップグレードされ、卒業生の満足度が高いです。ですので清潔で快適な施設の学校が人気を集めています。
セブ島では、CPIとEVの施設が格段に優れていると言われてます。授業も充実していて留学生の間に人気が高まることから他の学校も施設をアップグレードするケースが増えています。結果的に学校同士の競争で学生達はもっといい環境で留学生活を送ることになります。
セブ留学のメリット
- 観光リゾート地として充実した都市インフ
- 留学中に様々なマリンスポーツ体験可能
- 世界から訪れる旅行者と留学生の急増で活力あふれるまち
- CPI、EVを筆頭に、より良い施設で留学生活
- 授業は勿論、宿所、付帯設備、学生サービス、食事などすべての面で満足度の高い学校多数
- 2016年以降、治安がよくなりつつ,安全で安心して留学
では、セブ留学のデメリットや留意点について説明します。
セブ留学において一番残念な点は、コストが高いことです。フィリピン留学にかかる経費は学費(授業料+宿泊費+食費)と現地コスト(現地で納付するビザ延長費、電気代、教材代、ピックアップ費用など)、お小遣いがあります。 (ここでは航空チケットと保険料は説明しません)
学費面では他の地域に比べてセブ島が30%くらい高いことです。現地費用は10〜20%程度高めで、生活物価も高いのでお小遣いももっとかかります。
たとえば、8週間留学の場合、バギオやバコロド地域は2,200ドルくらいで済みますがセブ島では3000ドルは必要です。
もちろん学校の割引キャンペーンを利用したり、週末のみ外出可能なスパルタ学校を選べばお小遣いを抑えることができます。
また、良質の教師陣の不足も浮き彫りになっています。5年前に比べてセブ地域の講師のクオリティーが多少下がっているのも事実です。公表されていませんがセブ語学協会の会議では、講師の需給やベテラン講師の退職防止策について以前から議論されてきました。
給与が高いコールセンターや他の職場に転職する講師が多いです。給与格差が2倍以上ある場合もあるので現実的に退職を防ぐ方法がないのも事実です。そのため、ベテラン講師7〜8人が給与が低い新米講師を教育する形で運営されている学校が多いです。約8割以上のセブ学校が同じ状況だと思います。この場合、英語初心者やESLコースでは大した問題はありませんが、スキルを要するIELTSやTOEICコースでは困難な点があります。
専門講師不足でいくつかの学校は、IELTSコースの締め切りを早期終了する場合が頻繁にあります。
他の事例を見ると、セブ島の名門校の一つであるCBOA(Cebu Blue Ocean Academy)は講師の確保が難しく、バギオ地域の姉妹校から様々な特典とともに優秀な講師を派遣しています。それくらいセブ地域では経歴がある講師の採用が困難であることを象徴します。
セブ留学をご検討の英語レベル中級以上の方、或いはIELTS、TOEIC、ビジネス英語コースに入学される方は、当該コースの講師に対する評判をよくチェックしてください。良い施設か講義のレベルかに悩む方にはカリキュラムなど教育部門に優先順位を付けることをお勧めします。
セブ留学のデメリット
- 他のエリアに比べて30%以上高い留学費用
- ただし、キャンペーンをうまく利用すれば、10〜15%程費用が下がる。
- ベテラン講師が減っている。中級以上の英語レベルなら授業の評判がいい学校を選択する。
以上、セブ島留学のメリットとデメリットについて説明させて頂きました。フィリピン留学を準備する皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。





