スパルタとセミスパルタどちらが人気?
今回は、多くのお客様からお問い合わせのある内容を記事にしたいと思います!
セミスパルタとスパルタどちらが良いのか?どちらが人気なのか?という質問を頂きますが、それは実際に留学する方の学習スタイルや目的・期間によるので一概に返答するのが難しいところです…
では実際あなたにはどちらのスタイルが適しているのでしょうか?プログラムの違いについてご紹介致します!
セミスパルタ | スパルタ | |
---|---|---|
基本的な違い |
・平日外出が自由(門限あり) ・正規授業以外のオプションは任意参加 |
・月~木曜日は外出禁止 ・学校ルール(ペナルティ)が厳しい |
雰囲気 | 比較的自由で出席と門限以外は自律性を尊重する | 厳しい規定や強制事項がセミスパルタに比べ多く学習量も多めで生活に制限が掛けられる |
授業 |
・正規授業6~7時間 ・オプションクラス1~2時間(任意) |
・正規授業7~9時間 ・正規授業以外にテスト・自習・オプションクラスなどの参加が義務 |
対象 |
・スピーキング中心で学習したい方 ・長期の方 ・学習量少な目、または多めでもいいが自分の自由時間や復習できる時間も重要視する方 |
・短期間で基礎をしっかりと身に着けたい方 ・学校の規定に沿って強制的に学習に取り組むような体制が整っている方が良い方 ・本気で学習だけに集中したい方 |
留学期間 | 制限なし。長期の方におすすめ | 16週以下の方。長期の方は学校変更を推奨 |
サービス | 教師の変更や要求事項への処理が速い | 教師変更は週に1回セミスパルタに比べ規定が多いため多少処理も遅れる |
共通事項 | 校内での飲酒・異性の部屋へ立ち入る・門限破り・授業無断欠席などはペナルティ対象 | |
その他 | 学費の返金に関してはスパルタ / セミスパルタの違いはない |
セミスパルタとスパルタと言ってもその内容は学校の運営によって更に細分化されます。
スパルタ校①:典型的なスパルタで、平日外出不可のうえ、正規授業以外に単語テストやエッセイ提出、自習やオプションクラスの参加義務など学習量が多い【参考学校:CGスパルタ,SMEAGスパルタ】
スパルタ校②:平日外出不可だが上記のような強制事項が少なく正規授業後の自由時間が多く確保できる【参考学校:CPI,PINES】
セミスパルタ校①:平日外出可能だが正規授業以外に単語テストや義務自習があったり課題が多く出されたりと1日のスケジュールがタイトだが夕食以降は自由【参考学校:CIA,MONOL】
セミスパルタ校②:平日外出可能で正規授業以外は強制事項がなく自由【参考学校:CELLAUNI, CIP】
大きく分けると以上のように区分されます。個人個人によって学習スタイルは様々であり、『平日も外出したいけど学習量は多めにしっかりしたい』という方や、『スパルタが良いけどテストや提出物が多すぎると復習に時間をかけれなそう…』という方など様々なお客様のスタイルに合わせて同じスパルタとセミスパルタの学校の中でも選定は変わります。
上記のように全ては学生の自律性を尊重し何をしてもOKな学校もあります。学校の学習雰囲気作りの維持が難しく、学業の成果があまり出ないなどの理由によりQQなど一部の学校ではセミスパルタへ運営方式を変更しました。
ゆっくり休暇メインで留学を楽しみたい方やカップルで留学を考えている方には適していますが、学業を重視する方には不向きだと言えます。
- 学費の違いは?
- 結論から言うと二つのタイプの学費の差はほとんどありません。
学費は地域・施設・認知度などで決定され、スパルタとセミスパルタでは左右されません。例えばセブエリアはバギオやバコロドなど他の地域に比べて平均的に学費が高いです。また、人気がある学校や施設が優れている学校の学費も平均以上です。
※いくつかの学校では高額なマーケティングでお客様の心理を利用しようとする傾向もあるので【学費が高い=良い学校】と認識しないようご注意ください。
- スパルタ校は規則に縛られ自律性は全く尊重されないのか?
- 10年前はほとんどのスパルタ校では『学校の規定に違反する者は即時退校』という措置があり、いくつかの学校ではこれを濫用していました。しかし、2020年現在では学校も考えを改め、よほどの秩序を乱す行動以外は、管理者が学生とちゃんと今後について話し合い本来の学習の目的へ軌道修正します。
最近では強度の高いスパルタを希望する方も減ってきており、セブのスパルタで代表的なEVやCPILSでも大幅なプログラムの改変を行ないテストやペナルティなど以前に比べ強度は緩和されました。バギオのPINESやHELPも学生の心理を反映し変化しております。
結論として2020年現在ではスパルタ校の規定はそれほど厳しくないです。ルールや学習量は多いですが、ちゃんと授業に出席し通常の生活をしていれば規則に縛られているという感じではなくスパルタ校でも適応できるでしょう。
- 現地費用を節約するにはどちらが良い?
- 現地での支出に関しては平日外出可能なセミスパルタの学生の方が高い傾向です。特にセブ地域だと学校からどこに行くにもアクセスしやすいため、ショッピングモールやカフェ・レストランなど気軽に行きがちです。他の地域であればナイトライフ関連のお店が少なく物価も安いためセミスパルタ校でも支出は抑えることが可能です。
結果的に月のお小遣い平均は、セミスパルタ校の学生で月3~4万円、スパルタ校の学生ですと2~3万円の利用額で差が出ます。詳しくは以下をご覧ください。
大まかな内容ですが、通常はスパルタ校の方が授業数が2~3時間多いです。しかし学費がほぼ変わらないのはなぜでしょうか?その理由はグループレッスンの学生数がとマンツーマンの授業数が関係します。
スパルタ校ですと1人の教師に4~10人の学生に対し、セミスパルタですと2~8人が割り当てられます。また、マンツーマンの数がスパルタは全体の授業数の5~6割に対し、セミスパルタは6~8割を占めます。その分スパルタでは、グループ授業が多いことと1つのクラスに対する学生数が多いことから、全体的な授業数が多くても人件費が掛かりすぎていないため費用はセミスパルタとあまり変わらないということが分かります。
ちなみに上記のことからスピーキングに特化したい方がマンツーマン多めのセミスパルタを選択する理由ともなります。
スパルタ校でもグループ授業の学生の割り当て人数が少ない学校もあります。バギオのPINES・HELP、セブのEV・CGスパルタなどは4~5人の小グループで編成しています。ただその分他のスパルタ校に比べると学費も比較的上がります。
スパルタ校に興味があるけど不安な方へ
スパルタ校でも強度が低い学校であるCPIやHELPクラーク校、または留学中にスパルタからセミスパルタに変更が可能なEV・TALK・CNNなどご参考ください!





