フィリピン留学の必需アイテム
留学が再開されてからも、コロナウイルスが終息するまでにはまだまだ時間がかかり安心はできないため、留学中も徹底した予防の継続が必要です。そこで予防のために事前に準備が必要な物をご紹介致します。
N95 医療用マスク
N95マスクは、最も捕集しにくいと言われる0.3μmの微粒子を95%以上捕集できることが確認されている最も優れたマスクです。マスク自体のフィルター効果が発揮されるためには、マスクと顔の間から流入する空気を極力抑えなければならないのですが、これは顔にぴったり密着するので効果が高いです。特に飛行機やバス・タクシーの移動時など3密が防げない場所や外出時に適しています。使用後は日光で乾燥させ、何度か再利用が可能です。当マスクはフィリピンで入手することが難しいので出国前に準備することを推奨します。

不織布マスク
フィルター性能が優れているが、顔とマスクの間の空気を完全に抑えることができないため、外出時ではなく校内で使用することを推奨します。使い捨てなので洗濯や除菌などしても性能が低下するので使いまわしは推奨されていません。
使い捨てマスクはフィリピンでも購入が可能ですが、日本よりもコストが高いです。

布マスク(ガーゼマスク)
N95マスクや不織布マスクと比べるとフィルター性能が劣りますが、現時点では感染者の咳やくしゃみによる飛沫を防ぐ一定の効果があると考えられています。また布マスクは洗剤を使って洗濯などをすれば再利用できるという大きな特徴があり、帯電防止フィルターやスプレーがあればより効果は高いと言えます。
こちらはフィリピンでも露店で簡単に安くで入手しやすいです。日本でも上記の2つは手に入れるのが難しくなっているのでハンドメイドが流行っています。

除菌ジェル・アルコール・ウエットティッシュ
これらはフィリピンのショッピングセンターや薬局でも簡単に安くで購入可能です。

爪切り
旅行前に爪を短く切り爪切りを持参しましょう。爪は細菌が入り込みやすいです
常備薬と栄養剤
免疫力が落ちないよう鉄分やビタミンなどのサプリメントを準備することを推奨します。日本と同じ食事ができず体調を崩す学生は少なくないです。
ベッドカバー・枕カバー
学校のシーツ交換は基本週に1回と定めているところが多いので、心配な方はご自身で準備したものとローテーションするとよいでしょう。
☝留学中もここは注意
ローカルフード(屋台)は注意
ローカルフード店や屋台では不衛生な場所が多いです。食べ物だけでなく、食器の洗浄や店内の除菌徹底など徹底されてなさそうな所は避けて下さい。実際マスクの着用を徹底しないで集まるフィリピン人も少なくないので注意が必要です。
こまめに消毒を癖づける
公共交通機関であるタクシー・トライシクル・ジプニーではこまめに消毒はされていません。特にジプニーでは20人以上が密集しお金を人伝いに渡したり手すりにつかまったりと危険がいっぱいです。実際にGrabタクシーの運転手やスーパーマーケットで感染者が見つかっているので外出時にマスクを付けるだけでなく、手で触る物にも油断はできません。
同室の学生同士のエチケット
5月現在、学校に滞在する学生やスタッフは外出禁止となっている為校内は安全ですが、外出が可能になってからは一層ひとりひとりが意識を高く持つ必要があります。特に部屋の中ではマスクもせず意識が薄れやすいです。自身の身を守る為だけでなく、同室の方へのエチケットとしても咳やくしゃみをするときの注意や部屋の空気の入れ替え、部屋でよくみんなが触る場所(スイッチやドアノブ)の除菌や外出時・帰宅時の除菌などみんなで意識することが重要です。