ロックダウン延長と一部地域の緩和(5月12日)
フィリピンのコロナ情報が様々ありますが、ネットでは誇張されており信頼性に欠けるものが多いです。本稿は、5月12日現在フィリピン政府の発表をお伝えいたします。
フィリピン政府は、コロナの危険地帯を3等級に区分しており、通常または低リスクのエリアは日常生活を許可します。
現在のところ国内線と国際線のについての情報は発表されておらず、5月16日頃に国内線のお知らせがあるだろうという噂です。国際線は、外国人向けにフィリピン出発便が不定期にありますが通常運行はまだの状況です。おそらく6月中旬くらいに発表があることが予想されます。 |
強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ:Enhanced Community Quarantine)
ハイリスクのエリアに指定され、コロナの感染者数が以前と変わらず上昇している地域でありセブシティとマニラエリア(Manila・Quezon・Makatiなど)が含まれます。ロックダウンによる規制が特に厳しく維持され、公共交通機関・学校・ショッピングセンターなどが運営中止となり移動も制限されています。ただし、生活に欠かせない病院や薬局、マーケットなどは運営しています。
ロックダウンは5月31日まで延長されましたが、これまでの傾向的に再度2~4週追加延長される可能性があります。

一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ:General Community Quarantine)
GCQと呼ばれるミドルリスクの都市は、以前より少し規制が緩和され、ある程度外での日常生活が可能になります。5月16日からはジプニーやタクシーなどの公共交通機関も一部再開される予定です。特定の会社やショッピングセンターでも政府の発令に基づいて通常運営することが可能になりました(ガイドラインは5月16日に政府から発表される予定)
セブのマンダウエとマクタン空港があるラプラプ、バギオ、クラーク、アンヘレスなどの都市がGCQに該当します。
これらの地域では5月16日から5月31日まで公共交通機関の利用や外出の規制が緩くなり徐々に日常生活に戻ることが期待されます。31日以降は状況により強化レベルが変更または延長となります。

ほとんど通常に近いコミュニティ隔離措置
ローリスクのエリアに指定され、イロイロやバコロドでは5月16日より日常に近い生活が可能です。公共交通機関が通常運営し、移動の制限がありません。また、会社やお店なども通常通り運営が再開されます。
