フィリピン大統領、ミンダナオ島に戒厳令
*上記のマップをご確認頂ければ分かりますが、留学先として人気のセブ地域はとミンダナオ島より結構離れておりますのでご安心ください。
ロシア訪問中のデュテルテ大統領は5月23日に南部ミンダナオ島に戒厳令を布告しました。背景には同島では最近活発化してきたイスラム系反政府勢力と軍との衝突があります。
戒厳令によりミンダナオ島では令状なしで人を拘束できるようになり、警察や軍にこれまで以上の強い権限が与えられます。戒厳令の効力は60日。
フィリピンには多島構成国。大きな島で約40。小さな島を含めると7,000以上ありますがそれぞれ独立色彩が強いです。過去の歴史的背景や経緯からみて衝突が他の島にも飛び火する連鎖反応的な動きは考えにくいです。
但しこの何ヶ月の間に他の大きな都市でも治安強化措置がとられています。セブでは空港はもちろんの事、港、ショッピングモール、行楽地など人が集まるスポットでは警察官や警備員の増員配置がはっきりとわかります。
現在バギオ、バコロド、クラークなど主な留学地域の生活環境を調査し、普段と何らかわらない状況である事を確認いたしました。今回の戒厳令処置やここ数ヶ月の治安強化措置が留学生を含む滞在者や全フィリピン国民の安否を一層気遣う処置であると理解して頂ければ幸いです。
フィルイングリッシュ現地お客様サポートセンターはすべての取引語学学校に連絡し、安全で快適な留学生活をお客様が送れるよう学校側で細部にわたる管理と指導をされるよう要請し、お客様の不便に対し迅速に対応していただけるようお願いいたしました。
戒厳令の具体的な対象地域や,その具体的内容については現在のところ必ずしも明らかにされていませんが,今後,在留邦人,旅行者の皆様の日常生活や滞在に影響が及ぶ措置が執られる可能性もあります。フィルイングリッシュでは戒厳令の続くこれから60日間はミンダナオ島への渡航や滞在をお控えになされたほうがよろしいかと判断いたします。
