TOEICテスト出題形式の一部改定について
新しいTOEIC出題形式は2016年5月29日(日)の公開テストから導入
TOEICプログラムの開発機関であるEducational Testing Service(本部:米国)は、TOEICテストの出題形式を変更すると昨年11月に発表し、日本では2016年5月より実施されます。
新システムは従来よりさらに実践的なコミュニケーション能力アップを目指します。
「リスニングセクション(45分間・100問・5~495点)とリーディングセクション(75分間・100問・5~495点)の試験構成はこれまでと同じです。難易度に変化が生じないよう設計されており、これまでのスコアと新たなスコアは同じ評価となります。
主な一部改定ポイント
リスニング (Listening Comprehensive) :これまでの2人対話に加え3人以上のスピーカーによるダイアローグ問題が新たに追加されます。一部問題で図表、グラフィックなどが活用され連関関係を把握しておかなければ正解にたどりつけないものも出てきます。短い発言などが増え、会話のやりとりが増えます。
リーディング(Reading Comprehensive) :3つの関連文書を読んで理解する設問が加わります。長文読解問題が増えます。インターネットのチャットやメールなど日常生活でよく使われる文章が設問に出されます。
新TOEICとフィリピン留学
フィリピンで実施されるTOEIC公認試験は2016年5月から日本で導入される“新”TOEICと同じものとなります。
但し各語学学校とも模擬試験出題傾向の研究及び微調整に若干時間がかかると推測されます。ですが大幅改定ではないのでおおきな影響は出ないと予想されます。
ETSは、TOEIC®テストの出題形式を2016年5月に変更します。
