大学付属語学学校を長期で検討しています
お問い合わせありがとうございます。
まずフィリピンの地元大学付属語学学校についてご説明いたします。
大学付属の語学センターといっても運営スタイルが異なってきます。日本人のイメージに一番近いのは大学施設の中で運営されている英語研修センターです。今このスタイルで残っているのはセブのCDU ESLくらいですかね。一昔前まではありましたが。
CDU ESLは地元医科大学。大学キャンパスの中に講義室がありますし、寄宿舎の中に地元大学生も滞在しております。
大学が運営する語学研修センターのような宣伝文をよく見かけますが、語学研修センターのオーナーは通常外部の外国人です。 大学と語学センターは一心同体ではなくビジネスパートナーの間柄とみていいです。
次のパターンは大学を一部間借りしていたり、語学学校のスペースを一部大学に間貸ししているパターン。研修終了時には大学の卒業証書を発行してくれます。このパターンも経営者は大学外部の人になります。
バコロドのLSLC、イロイロのGITC、バギオのHELPなどがこのパターンに属します。
LSLCは寄宿舎の隣にある大学内で授業を行います。GITCとHELPロンロンの中には外部の大学の事務所などがあります。語学学校研修終了時には大学の修了証書を発行してもらえます。
最後のパターンは完全分離提携型。
どこにでもある普通の語学学校です。施設内に大学の事務所などがあるわけでもなく、大学校舎で学ぶわけでもありません。ですが地元大学と提携を行っており、修了証書も発行 してくもらえます。セブのCPI、CELLA 、CPILSなどがこのパターンです。
大学とは直接的な関係はないが、とにかく大学の修了証書は発行してもらえるというパターン。
ただ上記どのパターンであれ数的には圧倒的に少ないです。フィリピン語学学校全体の1割未満となります。
- ≪一般語学学校と大学付属研修センターの違いは?≫
- 大学による修了証書発行という部分以外、これら研修センターは他の一般語学学校と全く同じです。カリキュラム、マンツーマン中心の指導スタイル、門限付きの学校規則、運営方式など。
学費も大学付属だからといって特別高いわけでもありません。なので 大学による修了証書発行が必要でない方は付属かどうかにこだわる必要はありません。大学発行の修了証書は日本の大学の単位、奨学金、補助金などに影響がある場合にはやはり付属学校、提携学校からの選択となります。 - ≪大学修了証書を受け取る事ができる学習期間≫
- 大学修了証書は通常は付属あるいは提携語学学校で8週学習すれば発行されます。4週で発行されるケースも多いです。但し研修期間が4週未満ですと厳しいです。
それでは上記からCDU ESL, CPI、HELPをご紹介いたします。どの学校も日本人は少な目ですが、日本人スタッフはいます。
CDU ESL / セブ
CDU ESLは医療大学の付属学校ですの医療関係の英語を習いたい方に特におすすめいたします。医療英語コースはもちろんありますが、メインの指導は一般英語コースです。平日は門限まで外出自由のセミスパルタ。
CDU ESLの周辺にはセブ市街地が一望できるお洒落なレストランや、コンビニ、カフェ、ジム、マッサージショップ等が位置。場所は港に近いですがちょっとへんぴな位置です。セブシティ中心地に行くには少し不便ですが、ボホール島に行く定期便の船着き場が近くにあるのでボホールに日帰り旅行するには便利です。
地元の医科大学生との交流プログラムがあります。
CPI / セブ
CPIは修了証だけ出してくれます。提携大学校と特に交流はありません。
当校は食事と居住環境が非常にいいです。夕食はブッフェスタイルで10種類以上のおかずを提供。施設は高級ホテル並です。リラックスして居心地のいい環境で授業に専念できます。この学校は平日外出禁止のスパルタですが放課後に強制授業や強制自習などはありません。夜は学術系、スポーツ系のオプション授業がたくさん用意されており参加するもよし、自習するもよし、自由です。ただし入学から最初の4週間は夜9時から1時間の義務自習時間がございます。
オリンピック規格の非常に立派なプールがあります。初めての外国でもリズムをあまり崩さず勉強に専念できる環境があります。
セブを代表するビジネス歓楽地ITパークまではタクシーで5分ほど。日本人学生比率は1~2割と低いですが複数の日本人マネージャーがいます。
HELP / クラーク・バギオ
HELPはマニラ北90kmのクラークにあるクラーク校とマニラ北250kmのバギオにあるロンロン校の2校があります。大学関連施設があるのはロンロン校ですが、どちらのキャンパスで学習を修了されたとしても修了証書はもらえます。学費も運営スタイルも両校にほとんど差はありません。どちらも平日外出不可のスパルタです。今回のお見積書はHELPクラークのものといたします。
HELPもCPI同様普通の語学学校です。ただ卒業証書がもらえるという一点のみ異なります。
HELPはフィリピン留学業界の中でもっとも歴史が古い老舗のひとつ。カリキュラムや指導に定評があります。HELPクラーク校はクラーク国際空港の近く。徒歩でも移動可能です。学生たちは土日にはクラークではなくバスで15分くらいのアンヘレスシティで遊ぶ傾向があります。
建物が古く老巧化が目につきましたが昨年大型リノベーションをしましたのでだいぶ綺麗になりました。あまり授業の分量がなく、ある程度時間に余裕がある学校となります。
お見積書を送付いたします。期間は英語初級者がだいたい日常生活で困らない程度まで育つという期間である12週といたしました。
ご検討よろしくお願いいたします。
